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午後からボイスレッスン。課題曲「赤いフリージア」のレッスンに加え、3人個別に課題が与えられています。
菅井「僕も大きな声でしゃべるので、あいさつぐらいはできますよね?あなたたちにもできることはそれぐらいだから、大きな声でしゃべってください。」
3人「はい…。」
菅井「どうぞどうぞ。まず、自分から自己紹介します。えっと、今日と明日の2日間短い時間ですけど、3人のボイストレーニングを担当します菅井です。よろしくお願いします。」
3人「よろしくお願いします。」 |
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ここで彼女たちを待っていたのは、菅井英憲先生。
モーニング娘。を中心に、数々のユニットのボイストレーナーとして活躍。もちろん、課題曲の「赤いフリージア」もメロン記念日にレッスンをしました。つんく♂Pの信頼も絶大の先生です。 |

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菅井「ここに、バラバラ…少し離れて…下に座っちゃいます、こうやって。あぐらかけます?」
菅井「あぐらかけますか?」
3人「はい…。」
声の基本、発声練習からスタート。お腹の筋肉を使い、大きな声を出す腹式呼吸で、基礎を1時間かけてたっぷり指導を受けます。
菅井「はいて〜はいて!は〜、は〜あ。聞こえない。」 |
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3人の元気のない反応。ダンスレッスン同様の状態で時は経ち、個別のレッスンに進んでいきました。 |
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まずは、亀井絵里。
つんく♂Pいわく、彼女個別の課題は、リズム感。どうしても、歌詞がリズムより先行してしまいます。 |
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菅井「速い!」
菅井「ペース!ペース!笑うな!ブレース!」 |
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菅井「息を…あんた、今日ずっと最初から最後まで見たけど、声を吸えてないだろ。全然先走っちゃうじゃん。ここで吸えなかったら、あんたのそれは直らないよ!」
亀井「はい…」 |
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亀井「思った通り、できませんでした。もう、覚えてきたって言うのは言い訳…だった。」
亀井「のんびりしすぎだった。休憩というか、自由時間とか、眠いとか言ってたけど、そんなこと言ってる場合じゃないだろって…。」 |


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続いては、田中麗奈。元々彼女は、歌唱力に定評があります。
田中「あ…さいしょ…」
菅井「信じる…から!もう1回ね!」
田中「信じる〜ことにするわ……」
菅井「見なさい。いいです。見てどうぞ。」
田中「あな…た…のあい…は……」
菅井「待てよ!何?分かんないの?」
田中「さっきはちゃんと歌えてたんですけど、ここに来たらわからなくなっちゃって…」
菅井「はぁ!?今日ボイストレーニングあるって分かってたよね?今日教えてくれると思ってたの?」
田中「いや…」
菅井「もう今日までに、昨日なんて言われてた?」
田中「全部覚える…」
菅井「何を、何を?歌詞だけ?」
田中「歌詞…」
菅井「音楽もメロディーもでしょ!覚えられなかったの?あなたがしっかりカーッと歌えるようになりゃ、全く違うと思うよ。でもここまで逆に歌えないと思わなかったけどね。」 |

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菅井「さん、はい!」
菅井・田中「タイミングよくかぁってくる〜」
菅井「ここ上げなさい、しっかり。かってくるって。タイミングから。さん、はい!」
田中「タイミングよくかぁっ…」
菅井「なんで、そう止まるかな…」
田中「ちょっと苦しい…」
菅井「ちょっと苦しい?ワンツーさん、はい!」
田中「…」 |


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菅井「仕事だと思ってる?俺のこと…。仕事じゃないよ。俺はね、モーニング娘。がすごく好きなの。そこに新しく入ってくる人育てたいの。でもあなたにそんな気はないんだったら、自分でやりなさい。いくらでもカラオケ歌えばできるでしょ。そんなもんは。」
菅井「音楽を甘く見ないでください。みんなあそこにのっている人がでどれだけ毎日大変なレッスンをしているか、あんたには分からないでしょ?自分もせっかくこういうレッスンにこれることを感謝しなさい。親にも。人にも選んでもらった人にも。自分がなりたくて来たんでしょ?なりたくないのに誰かがなれって言われて来たの?」
(メガネを外して、涙を拭う菅井先生。)
菅井「もっと輝きたいからでしょ?それだけには、どれだけキラキラしたもんの後ろにさ、辛い事があるか分かる?あなたはその辛さを今、アレだよ、乗り越えなきゃダメだよ。楽しいだけで終わっちゃダメ。そんだけいい才能持ってんだから。今のは一番僕は、今の許せない。
」
先生の涙は、田中に届いているのでしょうか…。 |
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田中「なんか、学校の先生とちょっと違う、なんか。教え方というか…。なんか違う。なんか…なんかあれ、気持ちが入っとるというか…さっきなんか涙流してた?えっなんで?とか思って…。」
田中「なんか…頭がゴチャゴチャでわからん…。」 |

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そして最後は、道重さゆみ。
道重「お願いします…。」
菅井「お願いします!」
道重「お願いします…。」
菅井「口をはっきりしゃべるためには、ゆっくりとちゃんと発声しなきゃ。お願いします。」
道重「お願いします。」
菅井「はい。」 |









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歌唱力に問題があるため、発声練習からスタートです。
菅井「い〜え〜あ〜お〜う〜」
道重「い〜え〜あ〜お〜う〜」
菅井「そん時に、もう少しにゃ〜おって猫みたいに言える?」
道重「言えません…。」
菅井「言えません…。はい、じゃあ結構です。」
菅井「い〜え〜あ〜お〜う〜」
道重「い〜え〜あ〜お〜う〜」
道重「い〜え〜あ〜お〜う〜」
道重「い〜え〜あ〜お〜う〜」
菅井「はい、にゃ〜おっていってごらん」
道重「にゃ〜お…」・菅井「にゃ〜お!」
菅井「んあ?にゃ〜お!」
道重「にゃ〜お…」
菅井「にゃ〜お!」
道重「にゃ〜お。」
菅井「にゃ〜お!」
道重「にゃ〜お。」
菅井「さんはい!」
道重「い〜え〜あ〜お〜う〜」
菅井「にゃ〜お!」
道重「にゃ〜お…」
菅井「一個ずつにゃ〜お言っていく。できないできませんじゃなくて、できるように努力しなさい。努力する気がなかったら、すぐこっから出ていきなさい。にゃ〜お!」
道重「にゃ〜お…」
菅井「にゃ〜お!にゃ〜お!」
道重「にゃ〜お。」
菅井「にゃ〜お!」
道重「にゃ〜お。」
菅井「い〜え〜あ〜お〜う〜」
道重「い〜え〜あ〜お〜う〜」
菅井「ねえ。にゃ〜おってせっかくやったのに、にゃ〜おってやってポトンってやったらおもしろくねえじゃん。にゃ〜お!」
道重「…。」
菅井「だからさあ。やってさあ。あなた、私の芸を見に来てるわけ?違うでしょ?あなたがやることを私が今教えてあげてるんでしょ?やられてさ、そうやって俺がやったもんをあなたのためにパンチしなきゃいけないの?こうやったら自分も一緒にやるのよ。そのためのレッスンで、レッスンって分かってます?ここに、何しにきてるか分かってますよね。何しに来てるの?」
道重「…。」
菅井「歌上手くなるためじゃないの?なんで上手くなりたいの?」
道重「モーニング娘。になりたい…。」
菅井「なりたいからでしょ?なんで、モーニング娘。になりたいの?」
道重「好きだから…。」
菅井「好きだからでしょ。好きなためになんで努力しないの?」
道重「…。」
菅井「できませんじゃないよ。やるのよ、好きだったら。そんなもん好きなうちに入らないよ。あんた、好きでしょ?入りたいでしょ?いくよ。」
菅井「にゃ〜お!」
道重「にゃお…」
菅井「ん!?できる?ちょっとやってみて…。」
菅井「にゃ〜お!」
道重「にゃ…(泣)」
菅井「うん…」
菅井「にゃ〜お!大丈夫?」 |
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ついに、泣き出してしまった道重。
菅井「休憩します…。」
菅井「ちょっとなんか、暖かいもの持ってきてあげてもらえます?」
結局この日、歌を歌えずレッスンは終了。貴重な時間を「できない」の一言で終わらせてしまったのです。 |
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今日という1日は、彼女たちにどう映ったのでしょうか? |
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レッスン的には進歩こそしなかったものの、この日は彼女たちにとって、大きな変化をもたらす貴重な1日になったのです。
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